技術とエンタメと、その他・・・

主に、技術ネタ、エンタメ系のネタを書いていく予定です。また、自分が参加したイベントに関する記事も投稿予定。

Microsoft MVP アワード( Developer Technologies )を受賞しました【2021年10月1日】

プライベートで技術コミュニティの活動をいろいろ続けてきたのですが、その活動が表彰されて「Microsoft MVP」アワード( Developer Technologies )を受賞しました

その話を自分の記録用に、記事にしておこうと思います。
Twitter上や Facebook上に、ツイートや投稿として情報がありはするのですが、まとまった情報ではないため)

受賞について

受賞の連絡をもらったのは、2021年の10月1日でした。
そして、その週の土日に基本情報の編集などを行ったところ、Microsoft MVP公式ページに情報を掲載いただけました

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mvp.microsoft.com

その後、Microsoft MVP Award kit という、受賞者に贈られる賞状的なものとトロフィーなどのセットも受領することができました。

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写真右側で名前が入っている部分の下に「October 1, 2021」と受賞日が書かれていて、写真左側のトロフィーにつけたリングには「2022」と書かれています。
このタイミングで受賞した場合、賞の対象の期間が 2021年と 2022年となるようです。

Microsoft MVP について

Microsoft MVP とは?」という話は、ちょまどさんが個人的に書かれたページの内容が分かりやすいと思うので、リンクをはっておきます。

chomado.github.io

上記の記事には、「Microsoft MVP について」・「Microsoft MVP の審査」・「Microsoft MVP のメリット」などといった情報が書かれています。
※ 「Microsoft MVP とは」というキーワードでググると、検索結果の 2番目に出てきます(1番目は公式ページが出ます)

その一部を、抜粋して引用してみます。

Microsoft MVP (Most Valuable Professional) 制度とは、Microsoft 社が、社外の人を「MVP」として表彰する制度です。
何かの分野で技術エキスパート && その知識を皆に共有している の両方を満たしている人が選ばれます。ただ単に何かに詳しいだけではなく、その知識を周りにシェアし、技術の発展に貢献している人が MVP として表彰されます。

ちなみに、この記事は、「自分が Microsoft MVP の申請をするかどうか」というのを考えた時に、最初に参照した情報でもあります。

自分が行っていたコミュニティ活動

自分がプライベートで行っているコミュニティ活動は、これまでおおよそ以下のような流れでした。

イベントの参加・登壇・主催をしている分野については、主に以下となります。

(実際に Qiita に書いた記事や、Speaker Deck のスライドに出てくるのが、おおよそ上記の内容になっています)

また、大人を対象にした技術コミュニティの活動以外に、子ども向けのプログラミングサポートの活動や IT系以外の活動もやっています(子ども向けの技術系でない活動は、2003年ごろから)。

申請をした流れ

自分が申請をした時点では、「マイクロソフト社員もしくは MVP の方からの推薦」を出していただき、その後に自分で申請を進める必要がありました。

申請のきかっけ

今回の申請は「MVP の方からの推薦」で進めた形になるのですが、そのきっかけは 2021年の2月ごろのある日、Clubhouse で雑談スペースを開いたことでした。
(この時期は、Clubhouse でちょこちょこ不定期に、雑談スペースを突発で開いてました)

そこに、技術コミュニティ界隈でお会いしていた 中島俊治さん(Developer Technologies のカテゴリの Microsoft MVP )に参加いただいて雑談をする中、「豊田さん、Microsoft MVP どうですか?」という話題が出ていました。
その場では、Microsoft MVP についてぼんやりとしか把握できてなく、自分がはっきりとして返答ができた感じでなかったため(コミュニティ活動をする中で、たくさんの Microsoft MVP の方とはお会いしたりしていたものの...)、雑談の話題の 1つになっていた状態でした。

その雑談スペースを閉じた後、あらためて Microsoft MVP について詳細を見てみたり(上記の記事や公式情報など)、コロナ禍前から一緒にイベント主催をしたりイベント界隈でご一緒する機会が多かった田中正吾さん(Windows Development のカテゴリの Microsoft MVP )に相談してみたりしました(「自分の普段の活動が申請につながりうるか」といったあたりを)。

それらを総合して考えた結果、中島さんに「Developer Technologies の Node.js・JavaScript/Typescript 関連や IoT系の話などをもとに、申請にチャレンジしてみます!」と連絡をさせていただきました。

推薦後の申請

推薦を進めていただいた後は、6月中旬までに所定の情報をオンラインで申請する、という流れになりました。

Microsoft MVP は申請時から直近 1年での活動が対象となるため、1年分の活動で申請対象になりそうなものをピックアップして、申請の登録を進めていきました。
その際に技術系の活動が何でも対象にできるわけではなく、「公式ページの "MVP アワードのカテゴリ" に掲載されている分野のもの」となる必要があるため、この公式のリストにないものは除いて申請用の情報をまとめました。

申請した活動内容(2020年7月〜2021年6月の期間のもの)

具体的には、公式ページで公開されている内容を申請した形です。
申請時には、以下の各活動に補足情報を様々書いていたり、その他にも提出した内容があったりしました。

  • Organizer (User Group/Meetup/Local Events)
    • toio(ロボットトイ)のコミュニティでのLT・開発イベント主催 5回
    • VUI・スマートスピーカーに関するコンテストの決勝イベント開催
    • IoT系コミュニティのイベント開催 5回
    • オンライン発表に関わるコミュニティのイベント主催 2回
  • Mentorship
    • 音声技術イベントでの機械学習・Web技術を使ったハンズオン
  • Workshop/Volunteer/Proctor
    • 子ども向けのプログラミングサポーター活動
  • Speaking (Conference)
    • プログラミングサポート活動や技術デモに関する講演
  • Conference (Staffing)
    • プログラミングコミュニティのカンファレンススタッフ
  • Other
    • toio(ロボットトイ)コミュニティでの Maker Faire Tokyo 2020 作品出展
  • Blog/Website Post
    • Qiita(技術記事投稿サイト)へのWeb系技術記事投稿 57記事
  • Video/Webcast/Podcast
    • YouTubeでのWeb系技術を使ったデモ動画投稿 42本
  • Speaking (User Group/Meetup/Local events)
    • 子ども向けプログラミングイベントでのトーク&デモ
    • IoTコミュニティ、IT・テクノロジーコミュニティ、Node-REDコミュニティイベント、福岡の技術コミュニティの合同イベントでのLT(合計 16回)
  • Article
    • Speaker Deck(スライド公開サイト)でのWeb系技術登壇スライド公開
  • Technical Social Media (Twitter, Facebook, LinkedIn...)
    • FacebookでのWeb系技術を使ったデモ動画投稿・技術情報発信
    • TwitterでのWeb系技術を使ったデモ動画投稿・技術情報発信

※ 上記は全て「Javascript/Typescript & Node.js」か、その 2つのどちらかとなっています

受賞について

その後、2021年10月1日に受賞の連絡をメールでいただくことができました。

その後、審査結果の話を伺うことができ、活動の内容と合わせて「複数の技術分野」・「子ども向けから大人を対象とした広い年代向け」といった活動を行っていた点も評価いただいた、というお話でした。

おわりに

これまで続けてきたコミュニティ活動も、申請に出した内容も、ご一緒する皆さまなど、たくさんの方のおかげで行うことができたものです。
(一人では成り立たないイベントはもちろん、記事執筆などもコミュニティ活動の中でやってきたからこそモチベーションを維持できたものだと感じています)

引き続き、コミュニティ界隈で活動を行っていきますので、よろしくお願いいたします。