技術雑誌向けに Node-RED と Teachable Machine に関する記事を執筆した話(2020年7月ごろ)
記事を書いた雑誌について
以下のツイートをしていた、月刊I/O 2020年8月号向けに技術記事(4ページ)を執筆した話について、関連する話や余談を含めて残した記録です。
月刊I/O 2020年8月号に、
— you (@youtoy) 2020年7月19日
Node-RED で Teachable Machine を使った画像の機械学習を行う話について、4ページの記事を書かせていただきました!#noderedjp pic.twitter.com/ske75ThDCQ
公式の書籍情報ページはこちら
「http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4615」
になります。
技術系のプライベートの活動について
プライベートの活動で、技術コミュニティを主催・運営したり、イベントでの LT・セッション登壇をやったり(※ ある時期以降のスライドは主に Speaker Deck にて)、オンラインで個人的に技術記事を書いたり(※ 主に Qiita にて)、あれこれやっていた中でいただいた話でした。
この前に、企業さんからの話・紙媒体の執筆という方向では、Seeed K.K. エンジニアブログに Seeedさんの製品を使った micro:bit(マイクロビット)に関する初心者向けの記事を書く話をいただいたり、有志で技術同人誌を作って技術書典というイベントに出したり(自分の記事の内容は micro:bit とロボットカーの話)、その紙媒体の本を Amazonでも電子版で出す、というようなことをやった話はあったのですが、技術雑誌の記事を書くという話はこの時が初めてでした。
リレー記事と執筆の話のきっかけ
この記事執筆の話の背景として、元々 Node-RED に関するリレー記事の企画が行われている流れがあり、それに関して「リレー記事の 1つを Teachable Machine 関連で書かないか?」という話を Tanaka Seigo さん(@1ft_seabass さん) からいただいて、記事を寄稿させていただくこととなったものでした。
この記事執筆の話をいただいたあたりの時点では、Teachable Machine の画像を対象にした機械学習よりも、音を対象にした機械学習をよく使っていました。例えば、その活用先としてはつくばで開催された Mini Maker Faire での展示作品がありました(余談ですが、この作品に手を加えたものは、同年開催の Maker Faire Tokyo 2020 にもブース出展して展示したりもしました)。
#TMMF2020 で、 toio™で作ってみた!友の会(非公式) の展示ブース、作品を設置しました。
— you (@youtoy) 2020年2月15日
ブースは M-01-08 です!
●toio™で作ってみた!友の会 – Tsukuba Mini Maker Faire 2020
https://t.co/rn6NKOSJnN#toio #toiotomo pic.twitter.com/F48OLak69S
リレー記事で書いた内容など
自分が記事に書いた内容としては、フロー型のビジュアルプログラミング環境である Node-RED と、ブラウザ上で簡単に機械学習モデルが作れて出力等もできる Googleさん提供の Teachable Machine を組み合わせる、という話でした。
記事執筆、記事のスペースの制約がある中でコンパクトに内容を伝える文章・画像といった内容を試行錯誤したり、誌面では載せきれない・載せられない内容をどうするか考えたり(他のリレー記事執筆者の方から GitHub にリポジトリを作って、そこに置くという方法をアドバイスいただきました)、といったようなことをやりつつ進めていきました。
なお、誌面のスペースの話に関しては、当初は 3ページ分の内容を提出したのに紙面用にレイアウトしなおしていただいた段階で 4ページ分に増えるという流れがあって、最終的に 4ページの記事となりました(Googleドキュメントで提出したのですが、3ページ分いっぱいの分量で出すのではなく、少なめで出すのが良いという話を後で知ったりして...)。
元の記事データが誌面用のレイアウトになって送られてきた時も感慨深いものがありましたが(内容チェック用に電子版のデータを送っていただく流れがあった)、冒頭に掲載したツイートの実際の雑誌が手元に届いた時は、感慨もひとしおでした。
執筆後の余談
この記事を書いた時点で Teachable Machine は英語のページのみだったので、記事用にキャプチャした画像(+ページのボタン・ラベルの表記等について触れた本文)は英語になっていたのですが、「記事を出版社宛に出した後のわりと早いタイミングで日本語化されたページが登場」なんてことがありました...
有志で技術同人誌を出した話についても、記事を印刷用に出した後の割と早いタイミングで、英語表記しかなかったプログラム用ブロックの日本語化が行われる、ということがあったりして...