技術とエンタメと、その他・・・

主に、技術ネタ、エンタメ系のネタを書いていく予定です。また、自分が参加したイベントに関する記事も投稿予定。

Hack for Town in Aizu というハッカソンに参加してきました

2014/2/15 と 16 の 2日間、会津若松で開催されたハッカソン「 Hack for Town in Aizu 」に参加した話です。

前回の記事 はハッカソン参加にあたっての技術系の話でしたが、今回の記事は参加の記録・レポート的なものになります。

 

これが人生で 3回目のハッカソン参加で、人生 2回目のハッカソンは前の週に石巻で開催されたものだったのですが、2週連続で大雪に大歓迎されることとなりました。

そして、2回とも雪の中、日本列島を北上。

 

Hack for Town in Aizu とは?

まずは、簡単にイベントについての説明を。

 このイベントは、最先端技術を用いて町角や商店街に設置された最先端ハードウェアをハックする、というステキなハッカソンです。

会津若松市の中心にある神明通りに iBeacon互換のモジュールや環境センサーが設置され、それらを利用して行う開発は「スマートフォンアプリ、Webサービス、ハードウェアなど」を対象としたものでした。

 

そして、ハッカソンだけでなく「会津若松の名物のソースかつ丼」や、「蕎麦名人による手打ち蕎麦」が振る舞われる、1粒で2度美味しいイベント。

それらも楽しみにしていたのですが(むしろこれが目的のメイン!?)、ソースかつ丼は食べそこなってしまうことに。
”ぜんぶ雪のせいだ。”

 

現地入りまで 〜 埼玉の自宅をでてから24時間

当初、移動は夜行バスを予定していたのですが、イベント前日の金曜日は雪の影響で交通機関のダイヤが乱れていました。

深夜になると移動できないかもしれない、ということで急遽、新幹線での移動+郡山宿泊に切り替え、郡山へ。新幹線の遅れがあったものの無事に郡山まではたどり着けました。しかし、翌日が大変なことに・・・。

 

ハッカソン初日は、郡山から移動に利用しようとしたバスや電車が運転見合わせとなり、ひとまず郡山駅内のカフェに入り、遠隔で参加することとなりました。

会場から Youtubeで映像配信をしていただけたので、それを視聴しつつ 前回の記事 に書いたような情報を見ながら準備をスタート。

 

このとき、iOSアプリ開発も iBeaconを扱うアプリも開発経験なし。iOSの開発者登録やサンプルの iOSバイスの実機インストールはやっていたり、iBeacon に関する情報収集は行っていたのですが・・・。

ひとまず、Node.jsベースのライブラリを使ってアプリで開発を進める方針としました。そして、開発用に使っていた Mac では OS が Marvericks ではないため、そのライブラリが利用できないことが分かり、iOSアプリ開発に切り替えることに。

 

念のため持ってきていた下記の本が大活躍。

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会場ではチームビルディングが行われ、開発がスタートしていました。 

自分はイベント主催者からサンプルとして提供されていたソースコードをビルドしてみたり、それに手を加えてみたりしつつ、会場側とはFacebookなどで連絡を定期的に行い、交通機関の回復を待ちました。

 

その後、その日はバス・電車ともに終日運休が決まり、公共交通機関での移動ができなくなったため、会津若松から郡山まで車で迎えに来ていただけることとなりました。

この日の昼のソースかつ丼は食べそこなってしまったものの、車で移動させてもらえたおかげで夜の懇親会には参加でき、美味しい料理をいただくことができました。

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このとき、前日に自宅をでてから、ちょうど24時間後。

美味しい料理を堪能して、この日は就寝。

 

ハッカソン 2日目 〜 無事に現地で開発

前日は会場入りできず単独での開発をしてましたが、そのとき Facebook経由で会場側から「同じ iOS開発のビギナーで構成されたチームがある」という情報をもらっていて、懇親会のときにそのチームに合流させてもらえる話となりました。

 

チーム名は「チームiOSビギナーズ」。

プロジェクトの内容は「目が見えない方が安心して街や建物内を歩く事ができるよう、iBeaconを利用した危険な場所の通知システムの開発」でした。

初日の開発を進める中、チームでは Androidアプリを開発する流れになっていたようなのですが、当初の予定通り iOSアプリも作ろう!ということになり、自分は iOSアプリ担当に。

 

この日の昼は楽しみにしていた蕎麦で、それがなんと食べ放題!

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このハッカソンで、チームで開発したのは Androidアプリと iOSアプリで「iBeaconモジュールとの距離によって、距離に応じた合成音声によるアナウンスが流れる」というものと、サーバ側で「iBeaconモジュールごとに、固有のアナウンスを紐付けるためのAPI」。

 

そして、各チームのプレゼンと最終審査に望みました。
プレゼンや審査結果の発表など、イベントの様子は「 こちらのYouTubeの再生リスト 」からご覧いただけます。

 

合流させていただいた チームiOSビギナーズ は、将来性・実現の可能性を評価いただき「Hack for Japan賞」をいただくことができました。途中参加で受け入れていただいたチームの皆さまに感謝です!

ちなみに、賞品はメンバー全員に Hack For Japan  特製ケース の Raspberry Pi 。 

 

美味しい料理を食べることができ、また、iOSアプリ開発や iBeaconを扱うノウハウも得られ、参加して貴重な経験ができたイベントでした!!

 

帰り道のハック

さて、イベント終了後、会津若松からの電車が運休になっていたりして、どのような手段で帰るかの検討が行われました。

また、帰り道も車で移動させていただけることになり、新潟経由で帰ることに。行きも帰りも、大変助かりました。

 

新潟駅に到着し、ご一緒させていただいた方々と美味しいごはんを食べて、無事にイベントを終えられました。

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県内ニュースの記事

イベントについて「 ソフト開発腕競う 若松で大会 | 県内ニュース | 福島民報 」という記事が掲載されました。

 

「Hack for Japan賞」の賞品:特製ケース付 Raspberry Pi

「チームiOSビギナーズ」でいただいた「Hack for Japan賞」の賞品、Hack For Japan  特製ケース の Raspberry Pi は後日受領しました。

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